“ちゃだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
茶代60.0%
茶台20.0%
茶銭20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶代ちゃだいの多少などは第二段の論にて、最大大切なるは、服の和洋なり。たびせんものは心得置くべきことなり。されどおごるは益なし、洋服にてだにあらば、帆木綿ほもめんにてもよからん。
みちの記 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
御約束通り渋茶でござって、ろくにお茶台ちゃだいもありませんかわりには、がらんとして自然に片づいております。おくつろぎ下さい。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「おやじ」と、魯提轄は、憲兵らしい顔をきかせて「——茶銭ちゃだいはおれにつけておけ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)