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ちまみ
ふりがな文庫
“ちまみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
血塗
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
血塗
(逆引き)
骨は砕けて、
身体
(
からだ
)
は
血塗
(
ちまみ
)
れになつたが、不思議と
生命
(
いのち
)
だけは取り留めて、それからはずつと
健康
(
たつしや
)
でゐる。バリモントは後にその折の事を思ひ出して
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
隠し
了
(
おお
)
せた犯罪や、人に云い得ずに死んだ秘密の数々が、
血塗
(
ちまみ
)
れの顔や、首無しの胴体や、井戸の中の
髪毛
(
かみのけ
)
、天井裏の短刀、沼の底の白骨なぞいうものになって
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
(いつか見た——今まで、まざまざと残っている、あの父の
血塗
(
ちまみ
)
れの夢は、正夢であった)
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
ちまみ(血塗)の例文をもっと
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