“ちくよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
竹葉71.4%
畜養14.3%
築窯14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ハハハハそうなっちゃあかなわない。時に伯父さんどうです。久し振りで東京のうなぎでも食っちゃあ。竹葉ちくようでもおごりましょう。これから電車で行くとすぐです」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それは先刻さっき警察の方が来られて調べてゆかれたので、私も聞いていましたが、一人は爬虫館はちゅうかんの研究員の鴨田兎三夫かもだとみおという理学士医学士、もう一人は小禽暖室しょうきんだんしつ畜養ちくよう主任の椋島二郎むくじまじろうという者
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかし、これとて、その釉薬ゆうやく築窯ちくよう火法かほう、みな厳秘げんぴらすまじきものとなって、洩らしたものははりつけおきてである。
増長天王 (新字新仮名) / 吉川英治(著)