“だじょうだいじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
太政大臣87.5%
大政大臣12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はははは、法性寺入道前ほうしょうじのにゅうどうさき関白かんぱく太政大臣だじょうだいじんと言ったら腹を立ちやった、法性寺入道前の関白太政大臣様と来ている。」
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
百官をべ、万機を行ない、天下をはかもうする者、太政大臣だじょうだいじんの上に坐し、一ノ上とも、一ノ人とも、一ノ所とも申し上ぐる御身分、百せいの模範たるべきお方であるはずだ。
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
大政大臣だじょうだいじん四十町、左右大臣三十町、大納言二十町、大宰帥だざいのそつ十町、国守は国の大小に応じて二町六段より一町六段、郡司は六町より二町、大判事二町、博士一町六段、史生しじょう六段の類である。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)