“だいだんな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大檀那75.0%
大旦那25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところがロンドンでロオド・ブロツクボオルと云ふ大檀那だいだんなが段々不遠慮に此女に近づいて来て、女は又ロオドと己との共有物になりたさうな素振をして来た。そこで己はペロンワルと切れた。
復讐 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)
窺はば鎌倉の治世覺束おぼつかなかるべしなど語合ふおもへ治承ぢしようの昔し頼朝には北條時政といふ大山師おほやましが付き義經には奧州の秀衡ひでひらといふ大旦那だいだんなあり義仲には中三權頭兼遠ちうさんごんのかみかねとほといふわづかの後楯うしろだてのみなりしに心逞ましき者なればこそ京都へ度々忍びのぼつて平家の動靜を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)