“たんじょうえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仏生会50.0%
誕生会50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四月八日の仏生日たんじょうびが来た。許宣はきょういたので承天寺しょうてんじへ往って仏生会たんじょうえを見ようと白娘子に話した。白娘子は新らしい上衣うわぎ下衣したぎを出してそれを着せ、金扇きんせんを持って来た。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
村は一月晩ひとつきおくれでも、寺は案外陽暦ようれきで行くのがあって、四月八日はお釈迦様しゃかさま誕生会たんじょうえ。寺々のかねが子供を呼ぶと、とうかあねえに連れられた子供が、小さな竹筒をげて、嬉々ききとして甘茶あまちゃを汲みに行く。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)