“たのみい”の漢字の書き方と例文
語句割合
頼入100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この遺書御目に触れ候わば、はなはだ慮外の至に候えども、幸便をもって同家へ御送届くだされたく、近隣の方々へ頼入たのみいり候。
この志一上人はもとより邪天道法成就の人なる上、近頃鎌倉にて諸人奇特きとくおもいをなし、帰依きえ浅からざる上、畠山入道はたけやまにゅうどう諸事深く信仰頼入たのみいりて、関東にても不思議ども現じける人なり」
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
早速さっそくその家に行て英語教授の事を頼入たのみいると、森山の云うに、昨今御用が多くて大変に忙しい、けれども折角せっかく習おうとうならば教えて進ぜよう、ついては毎日出勤前、朝早く来いと云うことになって
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)