“たなべ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
田辺46.7%
田部46.7%
田鍋6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前川虎造氏の誘引により和歌を見物し、翌日は田辺という所にて、またも演説会の催しあり、有志者の歓迎と厚き待遇とを受けて大いに面目をしたりき。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
追分の宿に帰ったら、思いがけず田部重治さんが来ていられた。越後の湯沢とかへ兼常さんやなんかとスキイに行かれたお帰りだとか。皆と高崎で別れて、お一人だけわざわざこちらに寄られた由。
雉子日記 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
冬日の暖くさしこんだ硝子窓の下に、田鍋捜査課長の机があった。課長と相対しているのは、長髪のてっぺんから地肌がすこし覗いている中年の長身の紳士だった。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)