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たなすゑ
ふりがな文庫
“たなすゑ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
手末
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手末
(逆引き)
「また我が子
建御名方
(
たけみなかた
)
の神
一〇
あり。これを
除
(
お
)
きては無し」と、かく白したまふほどに、その建御名方の神、千引の石
一一
を
手末
(
たなすゑ
)
に
擎
(
ささ
)
げて來て
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
この時代には、内政も漸く整ひ、人民に対し、初めて
弓弭
(
ゆはず
)
の
調
(
みつぎ
)
、
手末
(
たなすゑ
)
の
調
(
みつぎ
)
を課せられてゐる。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
ここに天の下平ぎ、
人民
(
おほみたから
)
富み榮えき。ここに初めて
男
(
をとこ
)
の
弓端
(
ゆはず
)
の
調
(
みつき
)
一四
、
女
(
をみな
)
の
手末
(
たなすゑ
)
の調
一五
を
貢
(
たてまつ
)
らしめたまひき。かれその御世を
稱
(
たた
)
へて、
初
(
はつ
)
國知らしし
一六
、
御眞木
(
みまき
)
の天皇とまをす。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
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