“たつまき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
竜巻80.0%
龍巻16.0%
龍風4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたかも大洋上の暴風のように、狂いだつ栄光グロリアが展開するのを、諸君は見たのだ。強力暴戻ぼうれいなる意力の竜巻たつまきが過ぎるのを、諸君は見たのだ。
いろいろと私はその始末にいて思案したが、結局龍巻たつまき村の藤屋氏のもとに運んで保存をうより他は道はなかった。
ゼーロン (新字新仮名) / 牧野信一(著)
その時、彼は蜜蜂の一群が、彼自身の周囲に小さな龍風たつまきの渦をいて飛び乱れたかのように感じたので、思わずも腰を折って馳け出した。
あめんちあ (新字新仮名) / 富ノ沢麟太郎(著)