“ただまさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
忠政25.0%
忠正25.0%
忠真25.0%
忠雅25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一〇七為朝ためともが勇猛、為義一〇八忠政ただまさ軍配たばかり一〇九贏目かついろを見つるに、西南の風に焼討やきうちせられ、一一〇白川の宮を出でしより、一一一如意によいみねけはしきに足を破られ
為朝ためともの勇猛と、為義・忠正ただまさの軍略によって、勝利のけはいが見えていたのに、西南の風に本陣の白河殿が焼き討ちされて敗北し、自分は白河殿をのがれ出てからは
「本多忠真ただまさどの、成瀬正義なるせまさよしどの始め、その手勢八百余人の将士、信玄の旗本めがけて深入りされ、数千の重囲におちて、生き還ったもの幾名もございませぬ」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
嘉永二年三月七日に、抽斎は召されて登城とじょうした。躑躅つつじにおいて、老中ろうじゅう牧野備前守忠雅ただまさ口達こうたつがあった。年来学業出精につき、ついでの節目見めみえ仰附けらるというのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)