“たじまもり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
田道間守66.7%
多遅摩毛理16.7%
但馬守16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてそのタチバナの名は、その常世とこよの国からはるばるとたずさ帰朝きちょうした前記の田道間守たじまもりの名にちなんで、かくタチバナと名づけたとのことである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
それから天皇はある年、多遅摩毛理たじまもりという者に、常世国とこよのくにへ行って、かおりの高いたちばなのを取って来いとおおせつけになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
例の垂仁天皇すいにんてんのうのお言いつけによって、常世国とこよのくにへたちばなの実を取りに行ったあの多遅摩毛理たじまもりは、日矛ひほこの五代目の孫の一人でした。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
何人も浦島太郎のはなしも竜宮を実際の土地とは考えまいが、それにもかかわらず、但馬守たじまもりの行ったという常世国が南方支那だとか
神代史の研究法 (新字新仮名) / 津田左右吉(著)