“たしみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう履歴の人だから、箕浦は詩歌のたしみもあり、書は草書を立派に書いた。
堺事件 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
わたくしは前に優善が父兄とたしみを異にして、煙草をんだということを言った。しかし酒はこの人の好む所でなかった。優善も良三も、共に涓滴けんてきの量なくして、あらゆる遊戯にふけったのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)