トップ
>
たかえん
ふりがな文庫
“たかえん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
高縁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高縁
(逆引き)
彼は
高縁
(
たかえん
)
に差し込んだ太陽の光りを浴びて眠っている童男の傍を通りながら、王宮の奥深くへだんだんと
這入
(
はい
)
っていった。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
その障子で、姿を仕切って、
高縁
(
たかえん
)
から腰を
下
(
おろ
)
して、
裾
(
すそ
)
を踏落した……と思う
態度
(
ふり
)
で、手を
伸
(
のば
)
して、私においでおいでをする。それが、白いのだけちらちらする、する度に
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
卑弥呼
(
ひみこ
)
の足音が
高縁
(
たかえん
)
の板をきしめて響いて来た。
君長
(
ひとこのかみ
)
の
反耶
(
はんや
)
は、竹の
遣戸
(
やりど
)
を童男に開かせた。
薄紅
(
うすくれない
)
に染った
萩
(
はぎ
)
の花壇の上には、霧の中で数羽の鶴が舞っていた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
たかえん(高縁)の例文をもっと
(5作品)
見る
検索の候補
たかゑん