“たいめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
台命50.0%
大名33.3%
大命8.3%
泰明8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
用ゆべし越前には少身の由萬端行屆まじお手前達てまへたちに於て宜く心付致さるべしとの御意ぎよいなれば越前守は願の通り再吟味の台命たいめい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
兎やかう思案の果、さる人から平次殿の大名たいめいを承はり、良き智慧を拜借に參つたやうなわけぢや——
「実は私も、万一そういうご大命たいめいがくだるかもわからないと思いましたので、妹は、ふだん、外へも出さないようにしていました。まことにおそれ多いことながら、それではおおせのままにさしあげますでございましょう」
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
わたしはまだ京橋区数寄屋河岸すきやがし泰明たいめい小学校へ通うほどの少年でしたが、冬にでもなりますと、寒さのために手や足がはれまして
力餅 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)