“大命”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おほみこと50.0%
おおみこと25.0%
たいめい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに大日下の王四たび拜みて白さく、「けだしかかる大命おほみこともあらむと思ひて、かれ、にも出さずて置きつ。こは恐し。大命のまにまに獻らむ」
現御神アキツミカミと大八島国所知シラス天皇が大命おおみことらまとりたまふ大命を集侍うごなわれる皇子等王臣百官人等天下公民もろもろ聞食きこしめさへと詔る」(下略)と。
道鏡 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
「実は私も、万一そういうご大命たいめいがくだるかもわからないと思いましたので、妹は、ふだん、外へも出さないようにしていました。まことにおそれ多いことながら、それではおおせのままにさしあげますでございましょう」
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)