“ぞんぜられ”の漢字の書き方と例文
語句割合
被存100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この腐敗と申すは趣向の変化せざるが原因にて、また趣向の変化せざるは用語の少きが原因と被存ぞんぜられ候。
歌よみに与ふる書 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
抱かれ居る様拝察致候得共常識より判断致せば御話の如き儀はよも有之間敷これあるまじきかと被存ぞんぜられ候愛人を
恐ろしき錯誤 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
御申越の借家しゃくやは二軒共不都合もなき様被存ぞんぜられ候えば私倫敦へのぼ候迄そろまで双方共御明け置願度おきねがいたくし又それ迄に取極めそろ必要相生じ候節そろせつは御一存にて如何いかがとも御取計らい被下度候くだされたくそろとあった。
カーライル博物館 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)