“そつぎょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
卒業100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは尋常科じんじょうかの四年を卒業そつぎょうするまで、北海道ほっかいどうにおりました。そのころは、尋常科は四年までしかありませんでしたから、わたしは北海道で尋常小学を卒業したわけです。
くまと車掌 (新字新仮名) / 木内高音(著)
しかし「学校を卒業そつぎょうするまでは、家のくらしのことなど気にするものではありません。」
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
勝島獣医学博士かつしまじゅういがくはくし駒場農学校こまばのうがっこうのまさに卒業そつぎょうせんとする数十名の生徒せいとをひきいて種畜場しゅちくじょう参観さんかんにこられたときは、教師きょうしはもちろん生徒にいたるまで糟谷かすやのごときほとんど眼中がんちゅうになかった。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)