“そしう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
楚囚66.7%
蘇州33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治廿二年、予の始めて上京するやたま/\銀座の街を歩し書肆しよしに於て一冊を得たり、題して楚囚そしうの詩とふ。予は之れを読んで其言の欝愴うつさうたるを奇としたりき。
北村透谷君 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
籠の中にも季節は移る 私は歌ふ 私は歌ふ 私は憐れな楚囚そしう この虜はれが
閒花集 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
この地に住んで居る支那人は平素は四十万であるが、本国の革命騒ぎ以来広東カントンや遠く蘇州そしう杭州かうしうあたりから来た避難民を合せて今は五十四五万に達して居るさうだ。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)