“そきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蘇恭33.3%
疎狂33.3%
蘇峡33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多トリテ粮トス筑紫ニ多シ庭訓往来ていきんおうらいニ宰府ノ栗ト云是ナリ蘇恭そきょうガ茅栗細ニシテ橡子ト云シモシバクリナルベシ
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
また梁の陶弘景とうこうけい註の『名医別録めいいべつろく』には「藎草………九月十月ニ採リ以テ染メ黄金ヲスベシ」とあり、唐の蘇恭そきょうがいうには「荊襄けいじょうノ人煮テ以テ黄色ヲ染ム、極メテ鮮好ナリ」(共に漢文)とある。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
のみ、せい疎狂そきょうなりと申しますから、ほかに取柄はない人間ですが、ただ幼にして、神童の聞えがありました
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
洲股すのまたノ駅ヲ経テ小越川ニいたル。蘇峡そきょうノ下流ニシテ、平沙へいさ奇白、湛流たんりゅう瑠璃るりノ如クあおシ。麗景きくスベシ。午ニ近クシテ四谷ニいこヒ、酒ヲ命ズ。薄醨はくり口ニ上ラズ。饂麺うんめんヲ食シテ去ル。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)