“陶弘景”の読み方と例文
読み方割合
とうこうけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中国の梁の学者陶弘景とうこうけいが昆布についていうには「今タダ高麗ニ出ヅ、縄ニテ之レヲ把索シ巻麻ノ如ク黄黒色ヲ作ス、柔靱ニシテ食フベシ」
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
採ってこれを薬用とするがその名を営実エイジツといわれている。梁の陶弘景とうこうけいという学者は「営実薔薇子也」といっている。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
また梁の陶弘景とうこうけい註の『名医別録めいいべつろく』には「藎草………九月十月ニ採リ以テ染メ黄金ヲスベシ」とあり、唐の蘇恭そきょうがいうには「荊襄けいじょうノ人煮テ以テ黄色ヲ染ム、極メテ鮮好ナリ」(共に漢文)とある。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)