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ぜんなんぜんにょ
ふりがな文庫
“ぜんなんぜんにょ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
善男善女
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
善男善女
(逆引き)
紫の紐をつけた
長柄
(
ながえ
)
の
駕籠
(
かご
)
に乗り、随喜の涙に
咽
(
むせ
)
ぶ群集の
善男善女
(
ぜんなんぜんにょ
)
と幾多の僧侶の行列に送られて、あの門の下を
潜
(
くぐ
)
って行った目覚しい光景に接した事があった。
伝通院
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
殊
(
こと
)
に娘が十六七、
女盛
(
おんなざかり
)
となって来た時分には、薬師様が人助けに先生様の
内
(
うち
)
へ生れてござったというて、
信心渇仰
(
しんじんかつごう
)
の
善男善女
(
ぜんなんぜんにょ
)
? 病男病女が我も我もと
詰
(
つ
)
め
懸
(
か
)
ける。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
東国から、九州四国から、また
越路
(
こしじ
)
の端からも、本山参りの
善男善女
(
ぜんなんぜんにょ
)
の群が、ぞろぞろと都をさして続いた。そして彼等も春の都の渦巻の中に、幾日かを過すのであった。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
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