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ぜんえん
ふりがな文庫
“ぜんえん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
善縁
33.3%
禅苑
33.3%
禅莚
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
善縁
(逆引き)
こよひ
五三
不思議にもここに一夜をかりたてまつる事、
五四
一世ならぬ
善縁
(
ぜんえん
)
なり。
你
(
なんぢ
)
弱
(
わか
)
きとて
努
(
ゆめ
)
々
信心
(
しんじん
)
おこたるべからずと、
五五
小
(
ささ
)
やかにかたるも
清
(
す
)
みて心ぼそし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
ぜんえん(善縁)の例文をもっと
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禅苑
(逆引き)
眼のとどく限り
掃
(
は
)
いたような
土肌
(
つちはだ
)
をしているここの松原全体がひとつの
禅苑
(
ぜんえん
)
をなして、
梢
(
こずえ
)
からこぼれる
陽
(
ひ
)
も
幽
(
かす
)
かな鳥の声も、その静寂を助けている。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぜんえん(禅苑)の例文をもっと
(1作品)
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禅莚
(逆引き)
正親町
(
おおぎまち
)
天皇には、禅に
御心
(
みこころ
)
をよせ給うこといと深くおわした。妙心寺の愚堂など幾たびか召されて宮中の
禅莚
(
ぜんえん
)
に参じている。従って、朝廷に奉じる禅家一般の臣節にも、武家以上かたいものがあった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぜんえん(禅莚)の例文をもっと
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