禅苑ぜんえん)” の例文
眼のとどく限りいたような土肌つちはだをしているここの松原全体がひとつの禅苑ぜんえんをなして、こずえからこぼれるかすかな鳥の声も、その静寂を助けている。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)