“せんじょ”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
剪除	30.0%
仙女	20.0%
芟除	20.0%
扇女	10.0%
宣叙	10.0%
賤女	10.0%

剪除

あるいは剪除（せんじょ）して作った人造人間を投入して、そうして何事が起こるかを見ようとするのである。

科学と文学 (新字新仮名) ／ 寺田寅彦(著)

仙女

それは綺麗な仙女（せんじょ）のような女であった。女は近くなると

翩翩 (新字新仮名) ／ 蒲 松齢(著)

芟除

一連の事件に於ける史上のある人物を芟除（せんじょ）したり、或は、事件の史的事実を毀さない限りに於て、興味的に又は事件を紛争させる点から、伝説的な

大衆文芸作法 (新字新仮名) ／ 直木三十五(著)

扇女

女役者の扇女（せんじょ）である。切戸口から内へ入ろうとした時、裏木戸から武士達が入り込んで来た。鉄之進を従けて来た武士達である。

前記天満焼 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)

小屋掛けではあるが大変な人気の、両国広小路にこの頃出来た、吉沢一座の女歌舞伎、その座頭の扇女（せんじょ）なのであった。年は二十二三らしい。

前記天満焼 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)

宣叙

つまり、あの独特の宣叙（せんじょ）調を書いて、巧みに言葉を

名曲決定盤 (新字新仮名) ／ 野村胡堂、野村あらえびす、野村長一(著)

賤女

楽女とは、高官の邸に飼われて、賓客のあるごとに、宴にはべって歌舞吹弾（かぶすいだん）する賤女（せんじょ）をいう。

三国志：03 群星の巻 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)