“せんいつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
専一50.0%
千鎰25.0%
專一25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神州いまだ地に墜ちず人物も随分これ有る事承知、委細に御話申したく候えども、心に任せず候間、ただただ何事も心強くなげうたざるよう御心懸け専一せんいつに存じ候。尊攘堂の事に付いても一策を得たり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
千鎰せんいつや二千鎰でよろしければ、今でもさし上げよう。実は、私は、ただの人間ではない。」
仙人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
われ三等さんとう弟子でしあり。所謂いはゆる猛烈まうれつにして諸縁しよえん放下はうげし、專一せんいつ己事こじ究明きうめいするこれ上等じやうとうづく。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)