“せっつのくに”の漢字の書き方と例文
語句割合
摂津国100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
摂津国せっつのくに大坂の町では寄るとさわると噂である。
けれども摂津国せっつのくにまでると、大国主命おおくにぬしのみことめられて、おかがることができないので、しばらくはうみの上にんでいました。
赤い玉 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
それから関を経て、東海道を摂津国せっつのくに大阪に出て、ここに二十三日を費した。その間に松坂から便たよりがあって、紀州の定右衛門が伜の行末を心配して、気病きやみで亡くなったと云う事を聞いた。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)