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せけんな
ふりがな文庫
“せけんな”の漢字の書き方と例文
語句
割合
世間並
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世間並
(逆引き)
だからあたしも
世間並
(
せけんな
)
みに、
裁縫
(
さいほう
)
をしたり、
割烹
(
かっぽう
)
をやったり、妹の使うオルガンを
弾
(
ひ
)
いたり、一度読んだ本を読み返したり、
家
(
うち
)
にばかりぼんやり暮らしているの。
文放古
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
心
(
しん
)
の心は、要らないどころか、
大事
(
だいじ
)
で大事でならないものを、
煩
(
うるさ
)
いなどゝあんまり
世間並
(
せけんな
)
みなことを仰言るな、あなたの
惠
(
めぐ
)
まれた母の愛を、
猶
(
なほ
)
この
上
(
うへ
)
とも
眞面目
(
まじめ
)
にお
大切
(
たいせつ
)
になさいまし。
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
彼女は不平を重ねながら、しまいにはやはり電燈会社の技師か何かと結婚するであろう。結婚した
後
(
のち
)
はいつのまにか
世間並
(
せけんな
)
みの細君に変るであろう。
浪花節
(
なにわぶし
)
にも耳を傾けるであろう。
文放古
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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