“せきがく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
碩学95.5%
碩學3.0%
硯学1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『長興記』をして、「本朝五百年来此の才学なし」とまで評さしめた当時の碩学せきがく一条兼良かねよしは『樵談しょうだん治要』の中で浩歎して述べて居る。
応仁の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
此厄は世々の貴人大官碩學せきがく鴻儒こうじゆ及至諸藝術の聞人といへども免れぬのである。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
人伝ひとづてに聞きますと、山上は依然、荒涼として廃墟のままだそうですが、その後、横川の和尚亮信りょうしんや、宝幢院ほうとういん詮舜せんしゅんや、止観院しかんいん全宗ぜんそうや、また正覚院しょうかくいん豪盛ごうせいとか、日吉ひえ禰宜行丸ねぎぎょうがんなどの硯学せきがくたちが
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)