“すずこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鈴子66.7%
篶子33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わけてもこの鈴子すずこ夫人のように、非常な美人で、詩がうまいとなると、物好きな世間は、安からぬゴシップを飛ばさずにはおきません。
六条ろくじょう 千春ちはる 平河ひらかわみね子 辰巳たつみ 鈴子すずこ 歌島かしま 定子さだこ やなぎ ちどり 小林こばやし 翠子すいこ 香川かがわ 桃代ももよ 三条さんじょう 健子たけこ 海原かいばら真帆子まほこ くれない 黄世子きよこ
間諜座事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
篶子すずこがただういういしく少しもあだめいたふうがなく、無心に咲いてる花のようなおもむきが、矢野には嬉しくてならないのである。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
今は登校とうこうの準備もととのい、しばらくぶりで、大木の話も聞き、幾分心にくつろぎができたところから、にわかにみ篶子すずこの事を思うようになったのである。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
帰る道々み篶子すずこの事ばかり思いつつ帰って来た。み篶子すずこは矢野が父の友人の娘で今年まだ十六にしかならない。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)