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すざくもん
ふりがな文庫
“すざくもん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
朱雀門
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朱雀門
(逆引き)
「いつものとおり、男が二十三人。それにわたしと娘だけさ。
阿濃
(
あこぎ
)
は、あのからだだから、
朱雀門
(
すざくもん
)
に待っていて、もらう事にしようよ。」
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それで、盗品の
櫃
(
ひつ
)
のなるべく軽いものを一つ背負って、強盗について行った。すると、
朱雀門
(
すざくもん
)
の
傍
(
そば
)
まで行くと、そこで盗品をわけ合って、この男にも
麻袋
(
あさぶくろ
)
一枚
呉
(
く
)
れた。
女強盗
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
あるいはまた、夜な夜な、往来の人をおびやかす
朱雀門
(
すざくもん
)
の
古狐
(
ふるぎつね
)
が、
瓦
(
かわら
)
の上、草の間に、ともすともなくともすという、鬼火のたぐいであるかもしれない。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
すると何日か後の夕ぐれ、男はむら
雨
(
さめ
)
を避ける為に、
朱雀門
(
すざくもん
)
の前にある、西の
曲殿
(
きよくでん
)
の軒下に立つた。其処にはまだ男の外にも、物乞ひらしい法師が一人、やはり雨止みを待ちわびてゐた。
六の宮の姫君
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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