トップ
>
すきば
ふりがな文庫
“すきば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
梳場
60.0%
漉場
20.0%
梳張
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梳場
(逆引き)
盲目縞をしっとり濡らした葬式彦が、いつの間にか猫のように
梳場
(
すきば
)
の土間に立っていた。
釘抜藤吉捕物覚書:02 梅雨に咲く花
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
すきば(梳場)の例文をもっと
(3作品)
見る
漉場
(逆引き)
硯のほかに技は置台や箱や
急須
(
きゅうす
)
のようなものにまで及びます。歴史に名高い「
備中檀紙
(
びっちゅうだんし
)
」はもう昔語りになりましたが、
美作
(
みまさか
)
の
苫田
(
とまた
)
郡の
勝田
(
かつた
)
郡では多少の
漉場
(
すきば
)
を今も見ます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
新庄に近い
舟形
(
ふながた
)
村の
長沢
(
ながさわ
)
では、今もまじりけのない
生漉紙
(
きずきがみ
)
を生みます。悪く作ることを知らない
漉場
(
すきば
)
の一つであります。最上郡の
金山
(
かなやま
)
には盆だとか木皿だとかを作るよい店を見かけました。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
すきば(漉場)の例文をもっと
(1作品)
見る
梳張
(逆引き)
象の下ッ腹に、この通り
桐油
(
とうゆ
)
を五枚
梳張
(
すきば
)
りにして、その上を念入に
渋
(
しぶ
)
でとめてある。象の腹で金魚を飼いやしまいし、こんな手の込んだことをする馬鹿はない。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
すきば(梳張)の例文をもっと
(1作品)
見る