“じんすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
尽瘁88.9%
仁水5.6%
尽悴5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳川のそんする限りは一日にてもそのつかうるところに忠ならんことをつとめ、鞠躬きっきゅう尽瘁じんすいついに身を以てこれにじゅんじたるものなり。
九十一歳になる彼の父は、若い頃は村吏そんり県官けんかんとして農政には深い趣味と経験を有って居る。其子の家に滞留中此田川のくろを歩いて、熟々つくづくと水を眺め、喟然きぜんとして「仁水じんすいなあ」と嘆じた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
この希望と将来とに向ってその心身を尽悴じんすいする、これ吾党の本望なりというを見れば、彼は実に、この志を以て一国に行うに非ず、世界に行わんとしたる者なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)