トップ
>
じゅうもつ
ふりがな文庫
“じゅうもつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
什物
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
什物
(逆引き)
神社仏寺とも古来所伝の
什物
(
じゅうもつ
)
、衆庶寄付の諸器物、並びに
祠堂金
(
しどうきん
)
等はこれまで
自儘
(
じまま
)
に処分し来たったが、これも一々教部省へ具状すべき筋のものであるか。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
と、本願寺側でも、その以前に、あらゆる
什物
(
じゅうもつ
)
宝器
(
ほうき
)
を展列して、いちいち目録を添え、
塵
(
ちり
)
を払い、
欄
(
らん
)
を
浄
(
きよ
)
め、立つ鳥水を濁さず——のことばの通りきれいにして去っていた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この
痩所帯
(
やせじょたい
)
に金屏風だけが光っている、これはお寺の
什物
(
じゅうもつ
)
の一つを貸してくれたもので、
緑青
(
ろくしょう
)
の濃いので、青竹がすくすくと立っている間に
寒椿
(
かんつばき
)
が咲いている、年代も相当に古びがついて
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
じゅうもつ(什物)の例文をもっと
(9作品)
見る
検索の候補
じふもつ