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じゅうもく
ふりがな文庫
“じゅうもく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
十目
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十目
(逆引き)
幸
(
さいわい
)
と藤尾がいる。冬を
凌
(
しの
)
ぐ
女竹
(
めだけ
)
の、吹き寄せて
夜
(
よ
)
を積る
粉雪
(
こゆき
)
をぴんと
撥
(
は
)
ねる力もある。
十目
(
じゅうもく
)
を街頭に集むる春の姿に、
蝶
(
ちょう
)
を縫い花を浮かした
派出
(
はで
)
な
衣裳
(
いしょう
)
も着せてある。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
左の瞼のへんに、青い
痣
(
あざ
)
がうかがわれたり、ひどく
窶
(
やつ
)
れても見えたが、同じ村に住み、同じ楽屋生活もし、幼少からよく覚えている藤夜叉なのだ。とまれ
十目
(
じゅうもく
)
十指
(
じっし
)
、見ちがえるわけはない。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
十目
(
じゅうもく
)
十指
(
じっし
)
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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