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じむし
ふりがな文庫
“じむし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
地虫
80.0%
地蟲
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地虫
(逆引き)
見込んでお願い申します。寅五郎に
奪
(
と
)
られた土地を親仁に返してやって下さい。親仁は
地虫
(
じむし
)
のようなもので、土がなくちゃ生きて行けない人間です
銭形平次捕物控:121 土への愛着
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
どこの石垣のすみで鳴くとも知れないような、ほそぼそとした
地虫
(
じむし
)
の声も耳にはいる。私は庭に向いた四畳半の縁先へ
鋏
(
はさみ
)
を持ち出して、よく延びやすい自分の
爪
(
つめ
)
を切った。
嵐
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
じむし(地虫)の例文をもっと
(4作品)
見る
地蟲
(逆引き)
小蛇
(
こへび
)
、
地蟲
(
じむし
)
、はさみ蟲、冬の
住家
(
すみか
)
に眠って居たさまざまな蟲けらは、朽ちた井戸側の
間
(
あいだ
)
から、ぞろぞろ、ぬるぬる、うごめき
出
(
いだ
)
し、
木枯
(
こがらし
)
の寒い風にのたうち
廻
(
まわ
)
って
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
じむし(地蟲)の例文をもっと
(1作品)
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