“じじょうじばく”の漢字の書き方と例文
語句割合
自縄自縛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんじ提宇子でうす、この段を説く事、ひとえに自縄自縛じじょうじばくなり、まず DSでうす はいつくにも充ち満ちてましますと云うは、真如法性しんにょほっしょう本分の天地に充塞し、六合りくごうに遍満したることわりを、聞きはつり云うかと覚えたり。
るしへる (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
愚僧呵々かか大笑、たち所に破していわく—『笑止なりやフルコム、自縄自縛じじょうじばくとはこれ汝の返答のことか。もしデウス汝の言のごとくにサピエンチイシモならば、何とて罪に落つべきルシヘルをば造つたぞ。 ...
ハビアン説法 (新字旧仮名) / 神西清(著)
自縄自縛じじょうじばくにがい目にあわせているに違いない。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)