“しんかわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
新川100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒は新川しんかわ鹿島かしま雷門前かみなりもんまえ四方よもから取り、椀は宗哲そうてつ真塗しんぬり、向付むこうづけは唐津からつ片口かたくちといったふうな凝り方なので
顎十郎捕物帳:18 永代経 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
新川しんかわはあたかもこの川に接続するものの如く中川より東南に入るの流なるをもて、なほ東して遠く去れば、利根の分流たる江戸川の妙見島上流に出づ。
水の東京 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
京橋八丁堀の玉子屋新道じんみちに住む南町奉行所の与力よりき秋山嘉平次が新川しんかわの酒問屋の隠居をたずねた。
真鬼偽鬼 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)