“しゑん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
士遠33.3%
私怨33.3%
紫媛33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次に福山の人小野士遠しゑんがある。蘭軒は五律を作つてその郷に帰るを送つた。「送小野士遠還福山」として、其五六に「祗役添詩興、躋勝酬素情」と云つてある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
卑屬ひぞく親の敵——例へば子の敵、弟の敵などを討つのは、武士としてはこと/″\く耻ぢたもので、どの藩もそんなものには決して助力も、便宜も與へないばかりでなく、それは私怨しゑんとして取扱はれ
羅子らし水滸すいこせんして、三世唖児あじみ、紫媛しゑん源語げんごあらはして、一旦悪趣につるは、けだごふのためにせまらるるところのみ。