“しろひげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白髯75.0%
白髭16.7%
白鬚8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「かしこまりました」白髯しろひげ大臣だいじんはよろこんで子供こどものように顔を赤くして王さまの前を退がりました。
四又の百合 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
子供達はびっくりして、歌も踊りも止めて見上げますと、髪の毛のまっ白な白髭しろひげの大きなおじいさんが、煙の中にぼんやり浮き出して、にこにこ笑っています。
お山の爺さん (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
雪子の父の白鬚しろひげの品の好いお爺さんは、「頼んでも大江へ貰うて貰へばよかつたのに」と、残念がつてゐるとのことを私は人伝ひとづてに聞いた。
途上 (新字旧仮名) / 嘉村礒多(著)