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しょくるい
ふりがな文庫
“しょくるい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
燭涙
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燭涙
(逆引き)
時
遷
(
うつ
)
るにつれて黄蝋の火は次第に
炭
(
すみ
)
の
気
(
け
)
におかされて暗うなり、
燭涙
(
しょくるい
)
ながくしたたりて、
床
(
ゆか
)
の上には
断
(
ちぎ
)
れたる
紗
(
うすぎぬ
)
、落ちたるはな
片
(
びら
)
あり。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
曲者は蝋燭を吹消さずに逃去りしと見え燭台の
頂辺
(
てっぺん
)
に
氷柱
(
つらゝ
)
の如く垂れたる
燭涙
(
しょくるい
)
は黒き汚れの色を帯ぶ、
個
(
こ
)
は蝋燭の自から燃尽すまで
燃居
(
もえい
)
たるしるしなり。
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
しょくるい(燭涙)の例文をもっと
(2作品)
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