“しょくせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
食饌62.5%
蜀川37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少なくとも民間の節供せっく思想、すなわち神と人の食饌しょくせんを同じくする習慣とは反するのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「歴史家の説によれば羅馬人ローマじんは日に二度三度も宴会を開き候由そろよし。日に二度も三度も方丈ほうじょう食饌しょくせんに就き候えば如何なる健胃の人にても消化機能に不調をかもすべく、従って自然は大兄の如く……」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
蜀山しょくさん蜀川しょくせんけんおかし、無碍むげに兵馬を進めるなどは、我から求めて国力を消耗し、魏を危うきへ押しこむようなものです。彼から来るなら仕方がありませんが、我から攻めるべきではありません。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)