“しょうひょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
商標66.7%
賞標33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
問屋には、数人の職人が居て、品物をけたり、特別のものを作ったりして、その上に商標しょうひょうのついた帯をつけ、重いたばを天井に一杯釣り上げ、別に箱におさめて積みあげるのだった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それは丁度ちょうどシャツの襟下えりしたに縫いつけてある製造者の商標しょうひょうに似て、大きさは三センチ四方の青い小布で、中央に白い十字架を浮かし、その十字架の上に重ねて赤い糸で、横向きの髑髏どくろの縫いがあった。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それはさて置きしょうは苦役一年にして賞標しょうひょう四個しこを与えられ、今一個を得て仮出獄の恩典あらんとせる、ある日の事、小塚義太郎こづかぎたろう氏大阪より来りて面会を求めらる。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)