“しょうどく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
瘴毒50.0%
消毒25.0%
誦読25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに惜しいかなダージリンの近傍の林の中に在るところの瘴毒しょうどくてられてとうとう死んでしまったです。これが一八四〇年頃の事で、現にダージリンの近傍にこの方の墓が残ってあります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
今日実習じっしゅうんでから農舎のうしゃの前に立ってグラジオラスの球根きゅうこんしてあるのを見ていたら武田たけだ先生も鶏小屋にわとりごや消毒しょうどくだか済んで硫黄華いおうかをずぼんへいっぱいつけて来られた。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
授業中で、学童の誦読しょうどくの声にまじって、おりおり教師の甲走かんばしった高い声が聞こえる。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)