“瘴毒”の読み方と例文
読み方割合
しょうどく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瘴毒しょうどくとかいうような気分は無く、炉中の火が明るく燃えているのが、多少の肌寒い身に快感を与えるほどのものです。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しかるに惜しいかなダージリンの近傍の林の中に在るところの瘴毒しょうどくてられてとうとう死んでしまったです。これが一八四〇年頃の事で、現にダージリンの近傍にこの方の墓が残ってあります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)