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しょうがくぼう
ふりがな文庫
“しょうがくぼう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
正覚坊
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正覚坊
(逆引き)
正覚坊
(
しょうがくぼう
)
の卵みたいな、三寸玉から五寸玉ぐらいまでの花火の
外殻
(
から
)
が、まだ
雁皮貼
(
がんぴば
)
りの
生乾
(
なまび
)
になって幾つも蔭干しになっているし、
膠
(
にかわ
)
を溶いた
摺鉢
(
すりばち
)
だの、
得体
(
えたい
)
の知れない液体を入れた壺だの
銀河まつり
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二本のずんぐりした弓なりに曲った
脚
(
あし
)
が、でぶでぶのかさばった
体
(
からだ
)
を支えている。そして並はずれて大きな
拳
(
こぶし
)
を先につけた非常に短くて太い腕が、
正覚坊
(
しょうがくぼう
)
の
鰭
(
ひれ
)
のように脇からぶら下って揺れている。
ペスト王:寓意を含める物語
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
正覚坊
(
しょうがくぼう
)
に舟を沈められたというような話はかつて聞いたことがないと、土地の故老が言っていた。
海亀
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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