“しょうかくぼう”の漢字の書き方と例文
語句割合
正覚坊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正覚坊しょうかくぼうも、平助の言葉がわかったかのようにうなだれてしまいました。涙をこぼすまいとつとめているように眼をしばたたきました。
正覚坊 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
けれども、その前の晩、正覚坊しょうかくぼうの像にもたれてしくしく泣いていた平助の姿を、月の光りで見たという者がありました。
正覚坊 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
ところが、元来がんらい正覚坊しょうかくぼうとあだなされてるくらいの平助と、本物の正覚坊とが一緒になったものですから、いくら酒があってもすぐになくなってしまいます。
正覚坊 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)