“しゆくすゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宿酔50.0%
菽水50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞ宿酔しゆくすゐなほ残つて眼の中がむづゝく人もあらば、羅山が詩にした大河の水ほど淡いものだから、かへつて胃熱を洗ふぐらゐのことはあらうか。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
赤穴あかな母子おやこにむかひて、吾が近江をのがれ来りしも、雲州の動静やうすを見んためなれば、一たび下向くだりてやがて帰り来り、五一菽水しゆくすゐつぶね御恩めぐみをかへしたてまつるべし。五二今のわかれを給へといふ。