“ふつかえい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二日酔50.0%
宿酔50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前に云った通り自分の魂は二日酔ふつかえいていたらくで、どこまでもとろんとしていた。ところへ停車場ステーションを出るや否や断りなしにこの明瞭な——盲目めくらにさえ明瞭なこの景色けしきにばったりぶつかったのである。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
然しそれよりも、低能と罵っている人間に反抗するために、酒を飲んで唄を謳って、宿酔ふつかえいで苦しんでいる自分のしたことが、馬鹿らしく思われたからであった。
恨なき殺人 (新字新仮名) / 宮島資夫(著)