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しゆくこつ
ふりがな文庫
“しゆくこつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
倐忽
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倐忽
(逆引き)
霧収まりて天低う垂れ、
銀錫
(
ぎんしやく
)
円盤大の白月、額に当つて空水流るゝこと一万里、
截鉄
(
せつてつ
)
の如き
玄沙
(
げんさ
)
倐忽
(
しゆくこつ
)
として黒
玻璃
(
はり
)
と化す。
霧の不二、月の不二
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
その
行
(
おこなひ
)
は
倐忽
(
しゆくこつ
)
の間に一人の命を助けて、その言は俗僧の
妄誕
(
ばうたん
)
をいましめ得たるなり。われはこの昔の友を敬する念を禁ずること能はずして、運命の我等二人を
遠離
(
とほざ
)
けしを
憾
(
うらみ
)
とせり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
然はあれどその
倐忽
(
しゆくこつ
)
にして滅するや、彼も此も
迹
(
あと
)
の尋ぬべきなし。アヌンチヤタとアヌンチヤタが
技
(
わざ
)
とは、其運命實にかくの如し。姫はわがこれを不朽にせんとする心を、この時能く
曉
(
さと
)
り得たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
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